2015年10月4日日曜日

チョコレートコスモスと本との出会い


チョコレートコスモス



シルバーウイークの初日、長男と共に千葉の弟の家を訪れました。
図書館で借りてきた本をバッグに忍ばせました。

コスモスの謎          奥隆善著
 色も香りもチョコそっくり
 チョコレートコスモス大研究

表紙にチョコレートコスモスの写真があり、本文にもイラストが
沢山挿入されていて、チョコレートコスモス研究に
年月を費やしてこられたことが、よくわかります。

幼いころから 庭先に咲くコスモスの花に親しんできましたが
この本によるとコスモスのふるさとはメキシコであること、

世界にはメキシコを中心に26種類のコスモスがあり
日本には4種類しかないこと

その一つは秋にピンク色の花を咲かせるコスモス
次に暑い夏から秋まで咲き続ける黄色い花 黄花コスモス
ちょっと珍しいのがチョコレートコスモス
あともう一つはチョコレートコスモスに似ているけれども
ピンクの花を咲かせるキャンディーコスモスです。

奥隆善さんは大学の農学部に通っていらしたころ
夜や早朝は花屋さんで働き、理論だけでなく実社会で学び
図鑑や百科事典などあらゆる印刷物から学んだ方です。

大学3年の時花屋さんに北海道から送られてきた
チョコレートコスモスに出会います。
透明なセロハンにくるまれたベルベットのような黒いコスモス
セロハンの中に花をつっこんで香りをかぐと
チョコレートの香りがしたそうです。

出会った瞬間チョコレートコスモスの魅力に取りつかれ
研究に没頭されることになるのです。

研究を始めると実際は絶滅危機だったというのです。
種を結ぶことができない種類でした。
長年の実験で、黄花コスモスとの交配に成功し
広く私たちのもとに届くようになりました。


9月29日 ホームセンターの園芸用品を見て歩いていると
立派なチョコレートコスモスの鉢植えに出会いました。
早速買ってきて2か所に株分けして植えつけました。
上の写真がその一つです。
私にとってこれは、3度目の挑戦です。
どんな土になじむのか、1か所失敗してももう1か所で
何とか定着してくれるのではないかと思いました。

においについて、
本にはチョコレートのにおいと書いてありましたが、
私は鈍感なのか、花の数が少ないからかほとんど
感じ取ることができませんでした。


10月2日 金曜日
NHKのあさいちの植物園芸コーナーで、何と奥隆善さんが、出演して
チョコレートコスモスや、他の花を交配してよりよい品種に
育てる楽しさを話していらっしゃいました。

ちょうどこの日が本の返却日で、偶然の一致に少し胸が高鳴りました。
勿論千葉へ出かけた往復の電車の中でこの本を読み切りました。

我が家のチョコレートコスモスは元気です。 



弟が作り上げたメダカの圃場です。


メダカの圃場です3か所あります




2~3年前からこの近くまで猪が出るようになり
せっかく植えた自然薯(山芋)や里芋まで
全部食べられてしまったと嘆いていました。

筍が送られてこなくなったのも2月ごろから猪が「お先に失礼」
と言わんばかりに食べられてしまうとのこと
なかなか人間の口には入りませんね。

メダカの圃場には餌を撒いてくれたので黄金のメダカや
7~8センチのウグイが水面に上がってきてくれました。









サボテンは玄関先や道路にまではみ出し、雨が降ると
軒先に入れるのが大わらわとのこと。
どんどん成長しどんどん種類が増えていきます。

今回、数種類貰ってきました。

長男も帰りにはリュック一杯の野菜と果物を背負わされ、
ちょっと苦笑いです。

弟夫婦の心づくしのもてなしに身も心も満足して帰ってきました。



彼岸花


朝顔の種

シュウメイギク

ザクロとふうせんかづらと朝顔の種

ふうせんかずら


木の洗濯ばさみで作った椅子です お友達の作品です


10月は忙しいですね。
よく咲くすみれの種とつりがね草の種をまきました。

ちゅうりっぷやヒヤシンスの球根を植えなくては

体調を整えて春の花時を夢見てがんばります。









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