2018年10月28日日曜日

陶芸サークルの作品展へ行ってきました。


 秋の作品展は今年が最後で、来年からは6月になるそうです。

今年も名作・ユニークな作品が並びました。
私の所属するサークルのメンバーの作品です。




赤みを帯びた植木鉢・黒ほうづきの花と緑がマッチして
大変美しい作品になりました。





いぶし黒にそば釉の彩色が金色に輝いています。



灯り4点と植木鉢、多肉植物を植えてあります。
灯りの白い線は象嵌です。





薔薇の花の彩色がすてきです。





黒の植木鉢、多肉植物が生き生きと育っていました。





急須の形が素敵です。



長老の作品です。飛びカンナで模様を削り出しています。
道具も自作です。





いつも大胆な作品が得意な人です。





他のサークルの作品です。




色彩が多彩でユニークです





左の作品は灯りです。アイデアが素晴らしい。





手前の抹茶茶碗は油滴天目です。
素晴らしい発色でした。



私は体調を崩して作品展に出品できませんでした。
出品を予定していた植木鉢に植物を入れてみました。





後ろの卵型の容器に多肉植物を、左は卵の殻を容器に
下の二点は直径4.5㎝の化粧品の空容器に挿してみました。





右の容器は穴が開いていません





しろい花のような形の植木鉢です。









ぶどうを張り付けた植木鉢にドラセナをいれてみました。





モスグリーンの植木鉢に多肉植物・光オプツーサを
いれてみました。一番お気に入りの植物です。




背の高い植木鉢にさぼてんをいれてみました。





カラフルな長方形の植木鉢に卵の殻を容器にした
植物を入れてみました。




陶芸作品は、食器以外にも使い道があって、失敗作も
使っています。

駄作が、溜まって困ることも多いのですが、
一度は使ってから処分しています。



インフルエンザとおたふく風邪が大流行しているそうですね。

お元気でお過ごしくださいませ。











2018年10月5日金曜日

リンゴのお話です。


果物が豊富でおいしい季節になりました。

リンゴについてあなたはどんな思い出をお持ちですか?

ずっと以前のことですが、子どもたちに聞いてみたことがあります。

風邪をひいて熱があり食べ物が喉を通らないそんな時に
リンゴを皮ごとすりおろし、ガーゼで濾したリンゴジュースでした。
親としてはすり下ろしたままで食べさせたかったのですが、
口当たりの良いジュースにして欲しいと言っていました。

私も病で弱っていた時、母が作ってくれたリンゴジュース、
爽やかにのどを潤す心地よさと、気遣ってくれる母のやさしさを
今も思い出します。







  リンゴを食べる教科書
  丹野清志著 池田友子(料理制作)ナツメ社  2017年-7-3初版発行


を参考にさせていただきました。

一般的にはリンゴというと真っ先に思い浮かべるのが、「リンゴの唄」
作詞 サトウハチロウ  作曲 万城目 正 ではないでしょうか。

太平洋戦争が終結した翌年の1946年コロンビアレコードから発売されました。
並木路子さんの明るい歌声が、戦後の混乱する暮らしの中に流れ
戦後の復興を象徴する歌として、国民の歌となりました。
真っ赤なリンゴは新生日本の再生と平和の象徴でもあったのです。
今でも映画や舞台、テレビなどで、焼け跡・闇市など戦後のシーンがあると、
決まってこの歌がBGMに流れます。

リンゴは日本人の心の果実
青森県で栽培されているリンゴの品種は50種
明治、大正、昭和の時代には「紅玉」「国光」が市場の9割を占めていましたが、
歌の中の真っ赤なリンゴは鮮やかな濃い色の「紅玉」だと思います。
現在でも生産量は少なくなりましたが、栽培が続いています。

1963年バナナが自由化されました。
それまで高級品だったバナナが、庶民の手の届く果物になりました。
今日でもバナナの人気は続いていて、日本人の果物消費量が最も多いのが、
バナナ、次いでミカン、リンゴだそうです。

1968年ごろからデリシャス系の品種「スターキング」が出回りました。
スターキングの人気は1960年頃まで続きましたが、保存性が弱いのが
弱点でした。そこで登場したのが、「ふじ」です。
「ふじ」は1982年に生産量トップとなり以来「ふじ」の人気は
トップの座を譲らず2015年の農林水産省の統計によれば「ふじ」の
生産量はリンゴ全体の50.1%を占めています。

外国への輸出も増えています。青森から台湾・香港・中国・東南アジア
を中心に世界へ輸出されています。








果物店で買った赤いリンゴは  つがるです。
黄色系が欲しかったのですが、まだ時期が早いのと
台風の後なのでありませんでした。
スーパーマーケットでやっと見つけたのが、きおうです。
ずいぶん大きさに差がありますね。

 

リンゴの原産地のほとんどがアメリカ。
印度リンゴ 青森県弘前市の 菊池九郎氏が育成を始められました。

国内のリンゴ生産量は
   1位 青森県 470000t
   2位 長野県 157200t
   3位 山形県 50600t


世界の生産量は
   1位 中国   3968t
   2位 アメリカ 408t
   3位 トルコ  313t



 ※ リンゴは体をきれいにする
 ※ 一日1個のリンゴで健康を保つ

  リンゴがからだによいひみつ カリウムが豊富
   
   リンゴポリフェノール・・・動脈硬化の抑制、
            花粉症などのアレルギー症状を抑制する

   リンゴペクチン・・・血糖値を下げる、血中コレステロールの低下

   カリウム・・・ナトリウムの排出、高血圧の上昇を防ぐ

   ビタミンC・・・リンゴ1個に1日当たりの必要量の1/5が含まれている

   有機酸・・・(リンゴ酸とクエン酸)肩こり、腰痛防止に効果



リンゴは接ぎ木で増やされています。
   1. 種をまく
   2. 枝を切り取り挿し木にする
   3. 接ぎ木する
    
1年最初の仕事は製枝・剪定
受粉作業の主役はマメコバチ
人工授粉機や人間の手で受粉する
その他花や実の摘み取り・袋かけ・たままわしなど
出荷まで様々な作業がおこなわれます。


おいしいリンゴの見分け方
1. つるは太いものが良い
2. くぼみが深いもが良い
3. リンゴは収穫後も呼吸している
4. 完熟したリンゴはつやが良い
5. サンふじはおしりまで赤い
6. リンゴのワックスは熟しているしるし
7. リンゴは呼吸しています。長期間放っておくと水分が抜けて
  味が薄くなり果肉はやわらかくなり、酸化がすすみます。


リンゴを評価するうえで重視するのは「歯ざわり」だそうです。
リンゴをかじった時に口に広がる甘さ、酸味、果汁、歯ごたえなど
総合評価が、リンゴの命だということです。


9月から11月にで出回るふじまでリンゴを味わい
健康に過ごすことができたらいいなと思っています。


 


最近出来上がった作品です

黒い土に透明釉薬を掛けました。




灯りです



植木鉢



せいじ



にんにくの花




白絹姫 多肉植物です 成長が早い植物です