2018年3月4日日曜日

平昌オリンピック女子スキージャンプテレビ観戦記


2月12日(月)21時50分

女子スキージャンプの始まりです。
飲み物などを用意して選手の登場を待ちました。

メダルの期待がかかる高梨沙羅選手・伊藤有希選手は後の方の滑走です。
日本の選手は4人の出場で、岩淵香里選手・勢藤優花が出場されるという
アナウンスがありました。
岩淵選手は膝のけがで2年間苦しまれたとのこと。 
そうだったの!!
嬉しくなって思わず力が入りました。

実は、岩淵選手とは面識があったからです。

2011年11月18日 二人のお友達と三人で
中央ヨーロッパ5か国周遊の旅へ向かいました。
その飛行機の座席の右隣に華奢な感じのお嬢さんが座っていらっしゃいました。
ご旅行ですか?と聞くと、ノルウエーリレハンメルの初めての
ワールドカップに出場するスキージャンプの選手とのこと。
選手の近くの席にチームの人たちがいらっしゃる様子でした。

図々しくサインをお願い出来ますか?というと サインはないのですが
と言いながら差し出した私の手帳に 岩淵香里と書いてくださいました。

※このことは2012年12月6日投稿のブログ 
中央ヨーロッパ5か国周遊の旅と小さな出会い に書きました。

当時私は女子スキージャンプの種目があることさえ知りませんでした。
オリンピックの種目にも入っていませんでした。

オリンピックの種目に入ったのはソチからで
今回は2回目だということです。

旅行から帰ってインターネットでワールドカップの結果を調べて見ました。

2011年12月3日
   高梨沙羅選手  5位
   渡瀬あゆみ選手 9位
   岩淵香里選手  22位
   田中温子選手  26位   でした。



さて、今回のオリンピックに戻ります。

1回目のジャンプが始まりました。
風の状態が刻々変化し、選手には過酷な状態がつづきます。
90メートル前後の飛翔です。 追い風で失速する選手もいます。


途中で、メダル第1号の情報が入りました。

フリースタイルスキー男子モーグル 原大智選手  銅メダル獲得

急いで息子の部屋へ行き報告、喜びを分かち合いました。


2回目のジャンプが始まりました。
岩淵選手の登場です。手を握りしめました。
大成功・・・・・一人で拍手を送りました。



納得のジャンプを終えて雄たけびです。

滑走前の真剣な表情

高梨選手の滑走です。風の状態もまずまずです。
フラッグが静かに降ろされました。胸に手を当てて祈りの姿勢で見つめます。
・・・・・103メートル!!!

伊藤選手が駆け寄り抱き合って健闘を称えました。
二人の目には涙が光っていました。

長い間ジャンプ界を背負って飛び続けてきた高梨沙羅選手、
最後に責任を果たし自分に勝つことができた。そんな思いだったのでしょうか。

駆け寄った岩淵選手の顔が、大きく映りました。
初めて会った彼女とは比較にならない程逞しく美しく、堂々として
何と満面の笑顔でした。 
勢藤選手も駆け寄って祝福しています。

最近メダルから遠ざかっていて暗くなりがちな彼女を
全員で明るく支えようとしていた様子が浮かび上がりました。











3位銅メダル     高梨沙羅選手
9位         伊藤有希選手
12位         岩淵香里選手
17位         勢藤優花選手          

ほんとうにほんとうにおめでとうございます。
そしてお疲れさまでした。 急いで息子の部屋へ報告に行きました。

スピードスケート女子1500メートル
高木美帆選手は銀メダル。

嬉しいメダルダッシュの夜でした。




それにしても深夜に終了する競技のあり方は何のためのオリンピック
誰のための競技なの、放映権の問題があるのはある程度理解
できるけれども、この日のために4年間、体力面・精神面・技術面の強化をし
体調を整えて出場し、失格になる。これは選手の責任なの?

アスリート最優先であるべきでは・・・と強く感じました。


スピードスケートの小平奈緒選手の次に滑る選手への配慮
韓国のイサンファ選手への国境を越えた友情は
多くの感動と共感を呼びました。




今、アスリートの体力、技術強化を支える北区の
ナショナルトレーニングセンターの周辺では競技施設の建設が進んでいます。
東京での夏季オリンピック、家族や友達の間でも気候面で
大丈夫なのかしら・・・という話題になることがしばしばです。
素晴らしいおもてなしができるよう私も心を込めて応援したいと思います。






クリスマスローズ


ブルースター



ブルースターの種です雪の後、種を切って
花瓶に投げ込んでおきました。気が付くと
はじけて繊細な綿毛が開いていました。





東京では日差しが明るくなって、草花が元気になってきました。
小さな春を見つけに行きたいと思います。













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