2016年4月28日木曜日

箱根へ ゆったり旅を楽しんできました


ボランティアのパソコンサポートのメンバー8人の旅です。

唯一の男性であるリーダーが勤めていた企業の保養所を
予約してくださり、招待してくださいました。

2016年4月14日(木)~15日(金)
新宿駅 9:00集合
14日はあいにくの雨で、とりあえず強羅にある宿へ向かいました。

ロマンスカーの乗車券と指定券・箱根フリーパスを手に出発です。
ロマンスカーにはグレードの違いがあるそうで、
最もグレードの高い車両に乗車しました。





箱根湯本から箱根登山電車に乗り換え、強羅へ。
十数年前に乗車した時とは大変な違いで、
快適にスイッチしながら進んでいきました。
外国人が半数以上占めていらっしゃいました。



登山電車の車中



シャクナゲ

今夜の宿は強羅駅のすぐ側にあり傘をささずに 行くことができました。
宿に荷物を預け、観光案内所でどこへ行くのか相談です。

ポーラ美術館へ行くことに決定です。
今度は箱根登山バスに乗車、大きなスーツケースを引いて
乗車する外国人もいらっしゃいました。



ポーラ美術館

ガラス張りのアプローチは、モダンで明るくて、
期待感を抱かせながら誘導してくれます。

西洋絵画
クロード・モネ 「睡蓮の池」   パブロピカソ「海辺の母子像」 青の時代

日本の洋画・日本画
岡田三郎助 「あやめの衣」など

ガレ  ドーム兄弟の花瓶  やきもの

ウエストを極端に絞めたドレス

化粧道具(ガラス瓶が多い)


* モネの睡蓮の描き方は近くで見れば、花の形を
   していないのですが、遠くから見ればまさしく睡蓮でした。

カフェで一休み。ミュージアムショップで
香水瓶を記念に買いました。


美術館の冊子は英文のものもありました。

香水瓶


ポーラの名前入りの傘が用意してありました


たっぷり自然と芸術に触れ、満たされた心で宿へ向かいました。



広間に集まってお茶とお菓子をいただき、くつろぎました。

夕食前に温泉に入ることになりました。
濁りのある強羅の湯は肌に優しく、旅の疲れを
充分に癒してくれました。

夕食の時間になりました。
食べきれないほどの料理が並び、ビールや日本酒をいただき
おいしいと笑顔の交換です。

私たち主婦にとって、料理の手間も後片付けない、
それだけでも幸せなことなのに、満腹で大満足でした。

広間に集まってお話に夢中になっていると、地震速報が入りました。

関東地方震度4だったと思います。
2~3人のお友達の携帯電話にご主人から
安否確認のメールが入りました。

しばらくしてまた速報の信号が入りました。

熊本地方の地震です。マグニチュード7・・・次々と情報が流れました。



4月15日(金) 快晴です。

リーダーは午後から都内で会合があるということで、帰宅されました。
女性7人は早雲山から一部振替バスに乗り、
ロープウエイに乗り継いで、桃源台港へ向かいました。








桃源台港から箱根町港まで海賊船に乗船。
海賊船は 赤・緑・紺色があって、私たちは紺色の船に乗りました。


箱根関所・箱根関所資料館へ向かいました。

桜と富士山の絶景ポイントに出会い夢中でシャッターを切りました。





関所資料館には修学旅行なのか中学生が多数、見学に来ていました。

箱根の山を囲んで沢山の関所があったことに気づかされました。


杉並木を散策し、元箱根港へ行きました。







パン屋さんの1階でパンを買い、2階へ持っていって飲み物を買い
昼食です。芦ノ湖を眺めながらおいしいパンを食べました。

パン屋さんの外には足湯のスペースがあり、2~3人のお友達が
談笑したり、湖を眺めたりくつろいでいました。






いよいよ下山です。
箱根湯本へ向かう高速バスに乗り込むと、大型スーツケースを持った
外国人がどんどん乗り込んできました。発車の案内と
準備をする担当者の素早い行動に感激です。


湯元ではお土産に燻製卵などを購入。
再びロマンスカーに乗って新宿へと向かいました。

箱根フリーパスで、乗り降り自由の旅は快適でした。


熊本地震は今日で2週間、当日はこんな大地震になるとは
思いませんでした。 苦難の日々が続きますね。

心からお見舞い申し上げます。








2016年4月11日月曜日

ソメイヨシノはクローン桜?


北社会医療センター下の桜並木


 北海道から九州まで沖縄を除く日本の各地で花を咲かせる
ソメイヨシノだが、実は江戸時代末期に人の手によて
作り出された桜だと言われている。
最初に生まれた一本の木から増やされ続け、今では
日本の桜の8割を占めるまでになっている。

またまた本の抜粋です。
私の興味本位の掲載ですみません。
というのも テレビでさくら情報を見ていたとき、

ソメイヨシノはクローンだ!!! という情報を聞いたからです。

多分、最初にこの情報をきいていればもっと驚いたに違いありません。
けれどもこの本を読んでいたので、そうなのよ!と思いました。
そして投稿しようという気持ちに変わりました。

いのち ドラマチック1 
 監修 福岡伸一編  NHK「いのちドラマチック」制作班
     2011-6-6 第1冊発行  木楽舎

この本は
パート1・パート2・パート3に分かれていて合計11の命の中の一つです。

以下もこの本の抜粋です

住友林業筑波研究所で 青森・福岡・東京の3か所の
ソメイヨシノを比べてみると、それぞれのDNA情報は完全に一致した。

接ぎ木の園芸技術で大量生産を行った。

東京都豊島区駒込はソメイヨシノの発祥の地のひとつとされている。
江戸時代末期このあたりに「染井村」と呼ばれる集落があり
そこには多くの植木職人が住んでいて、その染井村の
植木職人によってソメイヨシノが作り出されたと伝わっている。

職人が注目したのは、大きな花が咲くオオシマ桜と葉が出る前に
花が満開になる エドヒガン。
この2種類の桜を受粉させ、種を作ったと考えられている。

種をまき、1本の見事な桜を見つける、それがソメイヨシノ。

土台となるオオシマザクラに、このソメイヨシノ(10センチ
くらいにカットしたもの)を接ぎ木して増やしていった。

植物には他者を拒絶する免疫システムがないので、
接ぎ木が可能になっている。
接ぎ木という方法がとられたのはソメイヨシノに種ができないから。

そんなソメイヨシノが戦後から昭和30年代にかけて
戦争で焼け野原になった学校や公園などに植える木として、
簡単に増やせて、早く花をつけるソメイヨシノはうってつけだった。
春に咲くソメイヨシノの花は戦後の復興期の日本を彩り、
人々を元気づけた。

日本最高齢のソメイヨシノは青森県弘前市弘前公園にある
樹齢128年 弘前公園のソメイヨシノのシンボルとなっている。


日本五大桜

石戸の蒲桜    (埼玉県北本市)   約800年
三春の滝桜    (福島県三春町)   約1000年
山高の神代桜  (山梨県北杜市)   約2000年
狩宿の下馬桜  (静岡県富士宮市)  約800年
根尾谷の薄墨桜 (岐阜県本巣市)   約1500年



カラー












カタクリ 練馬区の圃場にて


紫木蓮

有楽町数寄屋橋の桜


桜と柳のコントラストが美しい


今年東京では、入学式に満開の桜が咲き祝ってくれているようでした。
元気一杯に活躍してくださいね。