2013年7月1日月曜日

小物雑貨と旅の思い出(筆記具編)


旅行の楽しみは風景や建物の見学のほかに、人との出会い
その土地の市場や食べ物を味わうこと、そしてショッピングですね。




 竹の曲がったペンは真鶴に出かけた折(片岡鶴太郎)さんの
ショップで買いました。
林の中に建てられたしっとりとしたお店でした。


 毛筆は、有馬温泉で買いました。
バスでぐるぐる坂を回りながら登って行きました。
思ったより早く着いたので、街に繰り出しました。
硫黄の匂いがする湯けむりを浴びながら源泉で、一口飲んでみました。

ふと立ち寄った有馬筆のお店で、絹糸で組んだ模様の繊細なこと
そして、その光沢に魅せられて買いました。
お店の奥でおばあさんが組んでいらっしゃると云うことでした。


 チェコで買ったボールペンです
ボディに入れられたチェコガラスの小粒が照明に当たって輝いていました。
お友達には紫のペンを、自分には白を選びました。
ちょっと重いので今のところ箱に入れて、しまったままです。




 見返り美人図のボールペンは千葉の美術館で
絵柄が珍しいので買いました。

 

 ガラスのペンはデパートのイベントで、「江戸の職人芸」
だったと思うのですが、様々な工芸品の中から見つけました。


 寄木細工のボールペンは箱根のお土産で、お友達から戴きました。


いつの間にか集まった筆記具ですが、文房具に愛着を持って
いらっしゃる方は多いですね。(中高年に・・・)でしょうか。





数十年前のことですが、(團伊玖磨)さんのエッセイで、「パイプのけむり」と
云う本を読んだ折、文房具に対して吝嗇であるという一文がありました。
(度を過ごしてけちである)辞書にはケチと書いてありましたが、
私は欲望が強いととらえました。
妙にこの言葉が、頭の隅に残っていました。


旅の思い出と共にある小物は、私にとっては小さな宝物です。





100円ショップで買ったクリーマーに活けてみました。

 
アガパンサスを逆光で撮ってみました




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