2012年8月7日火曜日

平和への祈りと鎮魂と


 2012年8月6日は広島67年目の原爆の日でした。
8時15分鳴り響く平和の鐘の中1分間の黙とうが捧げられました。
私もテレビの画面に向かって手を合わせました。

松井一実 広島市長の平和宣言は公募で選んだ3人の被爆者の体験を引用され、
一瞬にして人の命も、家も、田畑も奪ってしまう恐怖と、
残された遺体を運ぶ辛さなどが語られました。

核兵器の廃絶、

福島原発に事故に関してはエネルギー政策の早期確立をと言及されました。

黒い雨の問題では、援護を受けられる地域の拡大を求められました。

そして、恒久平和の実現に世界中が向かっていかなければならないと
訴えられました。

野田総理、福島県浪江町の馬場有町長も参列されました。






私の父は山口県小野田市で、終戦の15日前(7月31日)に他界しました。
技術者であった父は、大阪で昼夜を問わず働き、肺結核に罹り故郷に帰りました。
食糧難の時代でした。

8月6日の広島の平和への祈りと、8月15日の終戦の日の祈りは
父への祈りと重なっています。

今ロンドンでは平和の祭典であるオリンピックの後半戦に入りました。
100メートル男子に、 ウサイン・ボルトさんが2度目の金メダルを獲得、
日本チームも銀メダル・銅メダルのラッシュです。

戦争のない世界・核のない世界
一人一人の命が公平に尊重される世界であって欲しいと願わずにはいられません。





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