2012年4月19日木曜日

保育園・新入園児一日目の哀愁


四月、新しい門出は希望と不安と活気がみなぎっています。
これは数年前まで勤めていた職場での風景です。

新入園児2歳児
やっとの思いで入園にこぎつけたお母さんは、わが子への思いと
ご自分の職場への思いで胸がいっぱいです。さらに時間との戦いが始まります。

わが子を保育士さんに預け泣き叫ぶ声に後ろ髪をひかれながら
職場へ向かうお母さんの目にも涙が、、、、、

慣らし保育は2時間くらいですが、彼は、保育室にも入らず廊下で、
カバンを肩にかけたまま靴を手に持ってひたすらお母さんのお迎えを待っていました。
保育士の声かけにも、おやつにも、紙芝居にも見向きもしないで、
外を向いたままでした。これまでの親子のつながりの深さが伝わってきました。

2時間後、お母さんの姿をみつけた彼の瞳の輝きと安心感、
抱き合う二人の姿が心に残った一日でした。

年齢にもよりますが、お母さんとの朝のお別れが、スムースにいくようになるのは
2~3週間くらいですね。この間のお子さんの心の成長と適応力には
目を見張るものがありますね。

お母さん、安心してください!!


石神井川のさくらです

0 件のコメント: