8月6日 8時15分
35度を超える連日の猛暑の中広島の
平和記念式典が行われました。
今年はすべての座席の上にテントがはられました。 |
広島市長 松井一実さんは
被爆から70年、原爆死没者の追悼と絶対悪である
核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を願うとともに
人類愛と寛容、幸福の追求を掲げられました。
被爆者の平均年齢が80歳を越したことも強調されました。
次に、安倍首相の平和宣言が読まれました。
非核三原則(持たず、作らず、持ち込ませず)が
盛り込まれていないことが問題になりました。
※ 長崎では盛り込まれました。
8月9日 11時02分
長崎、平和記念式典が行われました。
長崎市長 田上富久さんは
原子爆弾は戦争の中で生まれ、戦争の中で、使われました。
原子爆弾のすさまじい破壊力を身をもって知った被爆者は、
二度と戦争をしてはならないと強く心に刻みました。
日本憲法における平和の理念は、こうした辛く厳しい経験と、
戦争の反省の中から生まれ、平和国家の道を歩んできました。
平和の理念は、永久に変えてはならない原点です。
現在国会では国の安全保障のあり方を決める
法案の審議が行われています。
70年前に心に刻んだ誓いが、日本国憲法の平和の理念が、
揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっています。
政府と国会はこの不安と懸念の声にみ耳を傾け
英知を結集し、慎重で、真摯な審議を行うことを求めます。
私は今、こういう局面に接し、ふと、中山真理さん(作詞作曲)の
「おそすぎないうちに」という歌詞を思い出しました。
なくしてしまってから その大切さに 気付いて
くやんだり かなしんだりしても おそすぎるよ
もしかしたら いちばんこの世で 大切なものは
ふだん あまりに 身近すぎて
気にも 留めていないか
今ある全てのものは 当たり前なんかじゃなく
今ある全てのものが 奇跡的にあるとしたら
きみはどうやって それを守るだろう
おそすぎないうちに 間に合う今のうちに
できるかぎりの ことをしよう
生まれて こられたお礼に
この詩はあらゆるシーンに当てはまる詩です。
だからこそ 人を動かす大きな力が働くのだと思います。
戦争と核兵器のない世界を実現する力は
私たち一人ひとりの中にあるのだと実感しました。
おそすぎないうちに 一歩を踏み出さなければとおもいました。
一番に咲いた朝顔です |
風船かずら |
のうぜんかずら |
一枝つまんで挿してみました |
黄花コスモス |
暑さももう少しの辛抱だと言いつつ、寝苦しい日々ですね。
どうぞお体たいせつに、少し楽をしても
いいのではないでしょうか。
ちょっぴり贅沢をして。暑さを吹き飛ばしましょう。